代表挨拶

 初めまして。代表の小沢 燿(ヒカル)と申します。代表と書いて格好つけましたが、実のところ私、燿(25)と妻の真衣(24)2人による、完全家族経営の小さな農場です。夜間は平飼い四面開放鶏舎、日中は放し飼い(放牧)にして、のびのびと生活しているニワトリたちの、究極のたまごです。ここに挨拶と変えまして私の考えること等、少し偉そうなことを書くかも知れませんが、お付き合い頂ければと思います。

 

   「夢を追って」

 学生生活も終わるころ、「就職先決めた?どこに研修にいく?」などと人生で初めて”仕事”について考えます。同世代がみんな悩むように、私も頭をかかえました。その時は、と言ってもそんなに昔ではないですが、どこか1つの会社に勤めて一生働いていくのだけは、私はどうしても嫌でした。本当にどうしても嫌でした。なぜ限りある人生の大半を、会社というものに注がなければならないのか。それがいわゆるゆとり世代だからなんだと言われたらこれで話は終わりですが、何か他に道はないものかと思っていました。「会社を起こすか?いやそれで結局拘束されたら本末転倒じゃないか。芸能人にでもなるか。・・・、いっそ就職活動でも」など、現実離れした逃げ道や言い訳ばかり探していたように思えます。悩むよりまず動け。そうしてたどり着いた先が、自営業-百姓(農家)になりたい、でした。

百姓って素晴らしすぎる。数冊の本を読んだだけで世界が瞬く間に広がっていきました。自由きままに、自然のままに、無手勝流・・。天職を見つけた!と、まだ何もしていないくせに誰よりも高い一歩を踏み出したような気になりました。なんせ生物の一番の源である食べ物を作っているので、全ての産業の根底にある仕事だと勝手ながら感じています。良い加減だなあ、と思います。

 

 さて、そんな百鶏園は2016年4月より新規独立就農した、夫婦2人の小規模ニワトリ農家です。現在(29年1月)約200羽のニワトリを飼育しています。小規模といってもお借りした農地面積はまとまって約10反歩(約1ha)なので、結構な広さになります。しかしそれでも放し飼いをすると、全然使い切れるなあと感じております。詳しいことは追々ブログやSNS等で全貌を公開していきます。何といってもここの農地は、山奥でなんだかワクワクし(特に男は)、渓谷に流れる川のせせらぎも聞こえ、景観も美しいの一言につきる最高の立地です。・・まあ大体どこの農家さんも自分の圃場が一番だと言いたいわけで、そんな私も我こそが一番だと言いたいわけです。

 

 夢を追って。モットーは良い加減。まだまだ始めたばかりで右も左も分かりませんが、気に入ってもらえるようなものを作るのではなく、自分たちが気に入ったものを気に入ってもらえるような、勝手な話ではありますが、そんな生産者になりたいと思っています。時代はいつでも若者が作っていきます。私たち百鶏園もそんな時代を作る勢いで、精一杯努力して参ります。どうぞ宜しくお願い致します。

 

2017.01.02   小沢 燿